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グローバルの授業「International Development 国際開発支援とは?」

クラーク国際中等部オンラインキャンパスは、FAMキャンパスというネット上のキャンパスに登校し、自宅に居ながら全国の仲間と一緒に個別学習に取り組んだり、集団授業に参加するキャンパスです🏫

クラーク国際中等部のクラークスマートコースでは、様々な授業を行っています。今回は「グローバル」の授業です。

“International Development(国際開発支援)”とはなに?
ズバリ「生活が大変な国や地域をサポートすること」。恵まれない国や子どもたちをサポートするための動きです。日本などの国、UNICEFのような国際機関、NGOや企業団体が行っています。SDGsもその1つです。ライラック先生はズバリ「みんなが幸せになろう」という目標だとお話します。そしてみんなが持続的に幸せになるためには、「その場しのぎではなく、長く力をつける支援」を行うことが大切です。ライラック先生は、「魚をあげるより、釣りの仕方を教える」という英文を紹介してくださいました。「一生自律できる支援」と「今必要なこと」のバランスに難しさがあるとお話されました。

クラーク国際中等部スマートコースのグローバルの授業

なぜ、他国を支援するのか?
「なぜ他の国を助けようと思うのかな?」ライラック先生からの質問に、生徒たちは深く考えます。支援するためのお金は国民の税金からも払われますよね。そこまでしてどうして支援をするんでしょう。生徒たちからは「いざとなったときに自分たちが助けてもらうため」「他国との関係をよくするため」と回答が届きます。ライラック先生はさらに「どうして他国との関係を良くした方がいいの?」と問いました。なぜだろう。

クラーク国際中等部スマートコースのグローバルの授業

支援するにはいろんな理由があるんですね。国際支援には経済や政治的なものも関わってくるんですね。

国際支援のデメリット、批判は?
ライラック先生は一例として「文化」への批判があると紹介してくださいました。それをチャリティーソング“Band Aid 30”という曲を聞いて考えます。1984年のエチオピア大飢饉のときに作られた曲です。食糧不足だけでなく、内戦、政府の移住政策など複合的な問題により、約100万人が亡くなりました。それを見たイギリスのミュージシャンがチャリティソングとして作曲し、そのCDの売上を寄付にあてたそうです。
しかし、この曲の歌詞が批判も生んでいます。「良かれと思って」「西洋の人に感情移入してほしい」という気持ちで書かれた曲ですが、アフリカ文化をよく知らず、アフリカ=ネガティブな場所のような描写があり、恵まれている国が上から助けてあげようという気持ちに浸っている、という批判もあるそうです。ライラック先生は国際支援も同じで、「支援に頼りすぎて自立につながらない」「支援する国の考えを押し付けてしまう」という副作用があると話します。

生徒の感想
最後にライラック先生から、「押しつけにならないためにどうしたらいいだろう?」という問いが投げられました。生徒たちからは感想とともに、こんな意見が届きました。

これからも他国の文化に触れながら、自分の考えを深めていってほしいと思います。

・国際開発支援についてよくわかりました!国が自立できるために必要な支援だけをしたら良いと思います。
・一緒に協力して目標と期間を決めるといいと思います。
・何でもかんでも代わりにやるような支援の仕方はやりすぎだと思う。

この他にもクラーク国際中等部クラークスマートコースでは様々な授業を展開しています。どんな授業を受けているの?どんな時間割?と気になる方は、お気軽にお問い合わせいただきたく思います!
また、説明会、体験授業へのご参加は随時受け付けております。
気になる方は、コチラのページよりご希望日程を選んで申し込みいただきたく思います。よろしくお願いします🎵

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