【2025年最新版】文部科学省発表データから見る、子どもたちの不登校の現状とその背景

最近、子どもたちの不登校が増えているというニュースを耳にすることが増えていませんか?文部科学省が令和7年10月29日に発表した「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると、子どもたちの不登校の数は過去最多を更新しているそうです。
この記事では、最新のデータをもとに、不登校の現状やその背景についてわかりやすくお伝えします。お子さんや周りの子どもたちのことを考えるきっかけになれば幸いです。
不登校ってどのくらい増えているの?

文部科学省では、不登校を「心や体の問題、家庭や学校での悩みなど、いろいろな理由で学校に行けない、または行きたくても行けない状態が続き、1年間で30日以上学校を休むこと」と定義しています。
最新のデータによると、2024年度には小中学校で不登校になった子どもたちの数が約35万4,000人にのぼり、12年連続で増えています。特に中学生では、1,000人のうち約68人が不登校だそうです。
小学生では約13万7,000人、中学生では約21万6,000人が不登校となっており、小学生の増加が目立っています。一方で、高校生の不登校は約6万7,000人と少し減少傾向にあります。高校生への支援が少しずつ成果を上げているのかもしれませんね。
子どもたちの心が悲鳴をあげているのかも…
特に気になるのは、自ら命を絶ってしまう子どもたちが増えていることです。2024年度には413人もの子どもたちが命を落としました。これも過去最多です。理由としては、友だちとの関係、勉強のプレッシャー、将来への不安などが挙げられています。子どもたちが抱える悩みは、私たちが思っている以上に深刻なのかもしれません。

いじめや学校でのトラブルも増えている現状
子どもたちの間で起きている「いじめ」も増えています。2024年度には、全国小中高校で約77万件ものいじめが報告されました。特に、スマートフォンやSNSを使ったいじめが増えていることが大きな問題です。
また、授業中に騒いだり、暴力をふるったりといったトラブルも増えています。2024年度には、全国で約13万件の暴力行為が報告されました。小学生によるトラブルも増えているそうです。これらの背景には、子どもたちが感じるやり場のないストレスや心の疲れがあるのかもしれません。

どうしてこんなことが起きているの?
コロナ禍が影響している?
コロナ禍で学校が休校になったり、オンライン授業が増えたりしたことで、子どもたちの生活が大きく変わりました。友だちと会う機会が減り、孤独を感じている子どもも多いようです。また、当時「マスクをつけて他の人と交流しない」生活を余儀なくされていましたので、気持ちの交流や表情・場の状況から相手の気持ちを読み解く力を鍛えるチャンスが減っていたのは事実だと思われます。対人関係への不安を感じやすい子どもたちの「再学習」が必要な時代になってきた可能性が十分に考えられます。

勉強や将来へのプレッシャー
最近の子どもたちは、勉強の内容が難しくなったり、進路についてのプレッシャーを感じたりしていることが多いそうです。特に中学生や高校生は、将来のことを考える時期でもありますよね。
家庭での悩み
経済的な問題や、家族との関係がうまくいかないことも、不登校の原因になることがあります。親子のコミュニケーションが減ったり、家庭内でのストレスが増えたりしていることも影響しているようです。
体や心の問題
起立性調節障害(朝起きられない病気)や発達障害など、子どもたちの体や心の問題が、不登校につながることもあります。これらは決して「甘え」ではなく、専門的なサポートが必要な場合があります。

文部科学省が進めている取り組み

文部科学省では、不登校の子どもたちを支援するために「COCOLOプラン」を進めています。このプランでは、以下のような取り組みが行われています。
いろいろな学びの場を用意する
学校だけでなく、オンライン学習やフリースクールなど、子どもたちが安心して学べる場所を増やしています。
早めのサポートを強化
スクールカウンセラーやソーシャルワーカーを増やして、早い段階で子どもたちの悩みに気づけるようにしています。
保護者への支援
不登校のお子さんを持つ保護者が一人で悩まないように、相談窓口を充実させています。
子どもたちの心の健康を守る
タブレット端末を使って子どもたちの心の状態をチェックし、早めにサポートできる仕組みを整えています。

お母さんたちに知ってほしいこと
不登校について、「怠けている」「親のしつけが悪い」などの偏見がまだまだあります。でも、不登校は子どもたちが何かに悩んでいるサインです。「どうして学校に行かないの?」と責めるのではなく、「何か困っていることがあるのかな?」と寄り添うことが大切です。
また、学校や地域、専門家の力を借りることも大切です。スクールカウンセラーや教育相談機関など、頼れる場所はたくさんあります。一人で抱え込まず、周りの力を借りてみてくださいね。

まとめ:子どもたちを支えるためにできること
2025年現在、不登校やいじめ、自殺といった問題は深刻化しています。でも、これらは決して「おかしなこと」ではありません。子どもたちが抱える悩みや困難を、私たち大人が理解し、支えることが大切です。
子どもたち一人ひとりに合った支援を見つけることで、きっと明るい未来が待っています。この記事が、少しでもお母さんたちの助けになればうれしいです。もし悩んでいることがあれば、ぜひ専門家に相談してくださいね。
出典:本記事のデータは、文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」に基づいています。詳細は以下のリンクをご参照ください。

