理科の授業
クラーク国際中等部仙台キャンパスでは、毎日時間割があり、社会性や集団力を身に付けるための集団授業と個々の進捗やレベルに合わせて学習を進めていく自律学習の時間が設けられています。
また、クラーク高校の先生が授業を担当し、分からない部分を丁寧に教えてくれるので、安心して授業を受けることができます。
今日の理科の授業は、先生が持ってきてくれたスポーツドリンクを飲みながらスタート。
スポーツドリンクの原材料について学びました。
身近な飲み物のひとつであるスポーツドリンクですが、ラベルに記載されている原材料をよく見ると「アラニン」「フェニルアラニン」「アルギニン」「トレハロース」「アドバンテーム」……と、聞き慣れないカタカナの言葉がずらりと並んでいます。
先生の「これって何か知っていますか?」との問いかけに、「毒でないと思うけど・・・。何かは分からない。」と、生徒達。
今、飲んでいるスポーツドリンクの原材料の成分について先生が丁寧に解説してくれました。
「アラニン」や「フェニルアラニン」は体を動かすときに欠かせない必須アミノ酸、「アルギニン」は血流を良くして疲労回復を助ける成分、「トレハロース」はエネルギーを補う糖の一種です。
さらに、「アドバンテーム」という人工甘味料は砂糖の約2万倍の甘さを持ちながら、カロリーがほとんどないという特徴があることも教わりました。ただ、「ゼロカロリーではない。」という説明もありました。
普段何気なく飲んでいるスポーツドリンクにも、科学の知識や工夫がたくさん詰まっていることに気づき、生徒たちは「知らなかった~。」「今度からラベル見てみよう。」と驚きの声をあげていました。
身の回りのものを通して科学を学ぶことで、理科の知識がより身近に感じられる授業となりました。