【教室授業】社会・ゴミ拾い

社会の授業でごみ問題について学びました。海に流れているごみの約7割は陸域由来だといわれており、ポイ捨てされたごみが排水溝や用排水路を通じて、川から海に流れ込んでいます。つまり海ごみの問題を解決するには、川ごみ対策が必要だということです。そしてその対策として、原因となる町のごみを無くしていくことが求められています。🐟

ごみを食べた海の生き物や鳥たちは、ごみをのどに詰まらせて窒息死してしまったり、プラスチックが体内で分解されず、有害物質の影響で死んでしまうこともあるのです。また、餌と間違えて食べてしまった魚貝類たちを、今度は私たち人間も食べています。最近の研究では、人間の便・肺・胎盤からもマイクロプラスチックが見つかっており、プラスチック片が全身に行き渡る可能性もあるということになります。😲

その問題を踏まえて、社会の授業でゴミ拾いを行いました。「小さな取り組みかもしれないけど、この活動が海洋ごみを減らすんだ❗」とみんなで意気込んで出発。学校の外に踏み出した瞬間にごみは見つかりました。少し足を踏み出せば、ごみは出るや出るや。
空き缶に包装紙のごみに、なんとスーツケースのような変わったものまで!
トングと大きなゴミ袋を持って、街のゴミをどんどん拾っていきました。💨


たばこの吸い殻が多く、「あっ❗またあった🚬多いなあ…😫」との声が聞かれました。道端や公園、駐車場と場所を変えるたびに重くなるごみ袋が、ごみのポイ捨て問題の大きさを如実に表しているようでした。
普段気にせずに歩いている道にも、たくさんのごみが落ちていることに気づくことができました。すれ違う地域の方より「ありがとうねぇ。👴🧓」と嬉しい言葉をもらえました。

ゴミ拾いを通して生徒からは「ゴミをポイ捨てする人がまだまだ多いんだなあ😐」「自分も知らないうちに環境に悪いことをしているかもしれない…」「短時間のゴミ拾いでも、地域の景観がきれいになり気持ちよかった。」「友達と協力して行動することで、達成感を感じられた。」と学んだことを聞くことができました。📝
何より、「自分の行動が誰かのためになる」という体験ができ、印象的に感じた生徒が多かったようです。ポイ捨てやごみ問題などの社会問題に対して、当事者意識を持つことを学んだ1日でした。

身近なところから始める環境への取り組み。たった少しの活動でも、たくさんの学びと気づきがありました。もし読んでくださっている皆さんも機会があれば、ぜひ一度「ゴミ拾い」やってみてください!
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