グローバルの授業「世界の学校、他の国と日本の学校」
クラーク国際中等部オンラインキャンパスは、FAMキャンパスというネット上のキャンパスに登校し、自宅に居ながら全国の仲間と一緒に個別学習に取り組んだり、集団授業に参加するキャンパスです🏫
クラーク国際中等部のクラークスマートコースでは、様々な授業を行っています。今回は「グローバル」の授業です。
ライラック先生は、初めて参加する生徒に向けて丁寧に自己紹介をされました。授業の目的は「グローバルな多様性と文化の違いを理解すること」であり、紹介を通して自ら調べていくきっかけになればとお話しされました。また、「正解がないこと」を前提に、自由にコメントを投げかけてほしいと伝えられ、授業がスタートしました。
日本の学校では当たり前になっている「掃除」。いま、エジプトでも取り入れられているそうです。
では、あえて生徒に掃除をしてもらうメリットとは何でしょうか。チャットには、「責任感をもってもらうため」「自分たちのことを自分たちでやる大切さを学ぶため」といった意見が寄せられました。
誰かにやってもらうのではなく、自分たちで行うことに意味がある――責任感とか生活スキルを育てましょうとか、その国が大事にしてる価値観みたいなのが見えてくる。つまり、大事にしてる価値観、教育のスタイルにそれが出る、とライラック先生は話します。日本の教育の特徴から見える背景の価値観の一つは「努力」3年間部活を続けることなど。なるほど!
★それぞれの国の学校の特徴★
アメリカではライラック先生が学生の時は、14時半には生徒が一斉に下校していたとのことです。日本と全然違いますね。他の国の教室の様子も紹介されました。自由な雰囲気の中で学ぶフィンランドの教育からも、その背景にある価値観が感じ取れます。好きなところで好きな体制で授業を受けている。本を読んでいる授業、読み聞かせの授業かな?しかし、ここフィンランドは教育レベルが高い国として知られています。授業時間や宿題が少ないにもかかわらず、その理由はどこにあるのでしょうか。自由な時間が多く、自分のやりたいことに取り組める環境の中で、「自分で選び、考える力」を育てているのかもしれないです。それを生徒にも考えさせながら、ライラック先生の授業は進んでいきます。
シンガポールはICTの活用が進んでいて、授業以外にも塾や家庭教師などの学びの場が充実しています。国際テストの順位も上がっているそうです。背景には、国全体が発展を目指し、そのために人の力を大切にしているという考えがあります。人の能力やスキルを伸ばすことこそが国の成長につながると考え、教育に力を入れているのです。ドイツでは、小学校のうちからすでに進路が分かれるそうです。なぜそんなに早く決めるのかというと、「自分の役割を果たし、社会に貢献していこう」という考え方があるからのようです。やることを早い段階で見つけ、それを社会で活かしていこうとする姿勢が大切にされています。
アメリカの学校。生徒たちはグループで座って授業を受けており、1日中そのスタイルで学ぶ学校も多いそうです。ワークシートでは、わからないところを教え合いながら進めることも多いといいます。また、中高生のうちから選択授業が多く、自分の興味に合わせて学ぶことができます。部活動やクラブ活動への参加も盛んで、言葉だけでなく、さまざまな形で自己表現の可能性を大切にしているのが特徴です。
最後にライラック先生が「みなさんは、どの国の学校の価値観が好きですか?」と問いかけました。正解のない問いに向き合いながら、自分の考えを見つめ直す時間。私たちは今回も、そんな深い学びのひとときをライラック先生とともに過ごしました。
参加した生徒からは
◆面白い内容を勉強できてよかった
◆日本以外の教育システムやそれぞれの国の価値観を知れて勉強になりました。
◆やっぱり日本のシステムが安心感があるなと思いましたが、アメリカの意見を持つこと個人の考えを発言するという授業もいいなと思いました。
この他にもクラーク国際中等部クラークスマートコースでは様々な授業を展開しています。どんな授業を受けているの?どんな時間割?と気になる方は、お気軽にお問い合わせいただきたく思います!
また、説明会、体験授業へのご参加は随時受け付けております。
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