理科の実験~アイス作り~

クラーク国際中等部仙台キャンパスでは、社会性や集団力を身に付けるための集団授業と個々の進捗やレベルに合わせて学習を進めていく自律学習の時間が設けられています。
また、クラーク高校の先生が授業を担当し、分からない部分を丁寧に教えてくれるので、安心して授業を受けることができます。
毎週金曜日は、生徒たちが楽しみにしている“特別授業”の日。
今日は「アイス作り」・・・でも、今回は調理実習ではありません。
なんと理科の実験としてのアイス作りなんです。
教室担当の三谷先生が教えてくれたのは、「凝固点降下(ぎょうこてんこうか)」というちょっと難しい言葉。
これは、食塩などを水に加えると、水の凍る温度(=凝固点)が下がる現象のことだそうです。
「普通の水は0℃で氷になるけど、塩水はもっと低い温度じゃないと凍らないんだよ。」
「じゃあ、アイスクリームは何度でできると思う?」
先生のそんな問いかけから始まって、早速実験開始です。



まずは卵と生クリームと砂糖を混ぜたものをジップロックにしっかり密封し、大量の氷と塩、そして水をいれた鍋にいれます。
鍋の中の氷は水の中で溶けていきますが、温度はどんどん下がっていきます。


みんなで一生懸命、氷水の中でアイスの材料の入ったジップロックを振り振り。
温度を測ると…アイスはマイナス15℃前後で固まり始めることが判りました。



冷凍庫がなくても、塩水と氷でしっかりとアイスは固まりました。
理科の知識を体験で学べる、楽しくて美味しい特別授業になりました♪
次の金曜日はどんな授業かな?今から待ち遠しいですね♪