今日の特別授業

クラーク国際中等部仙台キャンパスでは、毎日時間割があり、社会性や集団力を身に付けるための集団授業と個々の進捗やレベルに合わせて学習を進めていく自律学習の時間が設けられています。
また、クラーク高校の先生が授業を担当し、分からない部分を丁寧に教えてくれるので、安心して授業を受けることができます。
今日は、生徒たちが楽しみにしていた特別授業「調理実習」の日です。
今回は、9月に予定されている文化祭に向けて、出店で提供する料理の試作をすることになりました。
クラーク中等部は毎年、連携校であるクラーク記念国際高等学校の文化祭に高校生と一緒に参加しています♪
今年の文化祭のテーマは「万博」。
各クラスが国を一つ決めて、その国にちなんだ展示やフードを出すという企画です。
中等部とクラーク高校のオンリーワンクラスが共同で選んだ国は「日本」。
「日本」をテーマに、どんな出し物ができるか、みんなで話し合いました。
「牛丼」「焼き鳥丼」「かき氷」「鯛焼き」「鈴カステラ」・・・沢山の意見が出ました!
今日は、試作第一弾として、大阪出身の三谷先生から聞いた「たこせん」と「たません」を作ってみました!
仙台キャンパスの生徒たちにとっては、名前も聞いたことない、見たことも、もちろん食べたこともないメニューです。
「たこせんって何?」「面白そう!」と興味津々の様子で、まずは先生の説明をしっかりと聞きます。
材料の買い出しからスタートして、まずはたこ焼き作りに挑戦です!
たこ焼きは去年の文化祭でも大量に焼いたので、経験のある生徒が、手際よく作業しながら他の生徒たちにも焼き方を教えてくれたり、生徒たちみんなテキパキと動いてチームワークはばっちりでした♪


三谷先生が教えてくれた関西の味、「たこせん」はえびせんでたこ焼きをはさんだもの、
「たません」はえびせんで目玉焼きをはさんだもの。
シンプルながらも、パリッとしたえびせんと熱々の具材が絶妙なバランスで、
初めて食べた生徒たちからは大好評!「おいしい!」「文化祭で売ったら人気出そう!」と声が上がりました。



普段はなかなか触れることのない地域の味にふれることで、
「食文化」の多様さや、「地域性の面白さ」にも気づくことができた貴重な一日となりました。
しばらく、文化祭にむけて、試作の日々になりそうです♪