【オンライン授業体験紹介】夢中教室の伴走先生に聞く!自分らしい人生の探し方vol.5『「できない=恥ずかしい」と今も思っている僕がチャレンジする理由』
講義内容:
夢中教室の伴走先生に聞く!自分らしい人生の探し方vol.5
『「できない=恥ずかしい」と今も思っている僕がチャレンジする理由』
「夢中教室」の伴走先生をゲストスピーカーとしてお招きしての特別授業です。
講師:竹内庸公(たけちゃんまん)先生
【経歴】
岡山生まれ横浜育ち。大学時にNPOカタリバでボランティア・実践型インターンとして活動する中で、教師ではない関わり方での教育に携わりたいと考える。2019年9月に、宮崎県児湯郡新富町の地域おこし協力隊に着任し、学習支援およびキャリア教育を行う寺子屋を開校。退任後、人材派遣の会社に3年間勤め退社。現在は寺子屋の再開に向けて準備中。
自己紹介のあとに、先生の人生グラフが表示されました。このキーワードから皆さんは何を連想しますか?
ターニングポイント①
「カッコつけ」で、いわゆる“ナルシスト”な少年だったと、自らを振り返る「たけちゃんマン」先生。勉強も野球もでき、「自分はイケている」「俺はすごい」と思い、それを周囲にも積極的に伝えていたそうです。そんな日々は、小学生から中学2年生頃まで続きました。しかし、そんな先生を、大きな苦境が待ち受けていました・・・。先生のお話が始まりました。
ターニングポイント②
勉強も野球もでき、充実した毎日を送っていた中学3年生。しかし、夏の大会で敗れた頃から状況は一変。野球部の仲間が、突然距離を置き始めた。話し始めると周囲は静まり返り、話しかけても、みんなその場を離れていく。その様子は次第に野球部だけでなく、クラス全員、学年全体にまでにも広がっていった。「あいつとは距離を置こう」。そんな空気が生まれ、孤立していった。やがて、一人で昼食を食べる日もあった。「なぜ急に、こんなことになったのだろう」「どうすればいいのだろう」。理由も分からないまま、不安だけが募っていった。受験を目前に控えた頃には、野球部員との間でひと悶着もあった。学校へ行きたくないと思うようになったが、行かないという決断はできず、それでも毎日学校へ通い続けた。しかし、先生がいる前でも周囲からいじられ、それを見ていた先生は助けることなく、見て見ぬふり。その経験から、「誰も信用できない」と感じるようになり、「この世からいなくなりたい」と思い詰めたこともあった。
ターニングポイント③
野球の強豪校へ進学した。これまでは、努力すれば結果を出し、活躍することができた。しかし、高校では思うようにスタメンに選ばれず、普通にプレーしていても目を付けられることがあった。「野球を楽しみたい」と思って入学したものの、なかなか上に上がることはできなかった。そんな高校1年生から2年生にかけての春合宿で、転機となる出来事があった。当時、自分と同じようにナルシストで、「大嫌いだった」というチームメイトと、偶然深い話をする機会があった。「実は自分も、中学校のときにすごく落ち込んだ時期があって」と打ち明けると、その人が、「自分もだよ。ありもしない噂を流されたりして」と。そして、その人はこう言った。
「他人は他人、自分は自分。人のことは気にせず、自分が頑張ればいいんだよ。」
それまでの自分は、基本的なことを地道に積み重ねたり、泥臭く努力したりすることを「ダサい」と思っていた。しかし、その言葉をきっかけに考え方が変わり、泥だらけになるまで練習に打ち込むようになった。すると、周囲から「変わったね」と言われるようになった。「こういうことだったんだ。自分が頑張ればよかったんだ。」
そう気づいた。
そして迎えた送別試合。仲間に向けて、「本当にみんな、ありがとう」と伝えた。それは、それまで口にしていた形式的な「ありがとう」ではなく、心の底からの「ありがとう」の言葉だった。
自分自身が努力し、行動を変えることで、周囲との関係も変わり、心から感謝の気持ちを伝えられるようになることを実感した。彼とはそれ以来親友です。
ターニングポイント④
大学に入り、子どもと関わるボランティアをやりたいと思った。しかし、これがなかなかうまくできない。ある人に「それって本当にやりたいこと?」と聞かれる。考えてみても、答えが出てこない。他の人に同じ質問をすると、スラスラと答える。「どうしてだろう」と思い、その人達が何をしているのかを観察してみた。すると、色々な人に相談していることに気づいた。大学の先生、友達、先輩。中学3年生の時の人間不信から、人に相談することが難しくなっていた自分。でも、「やったら変わるかもしれない」と思い、色々な人に相談し始めてみた。すると、色々な人とのつながりを持てるようになった。自分と共通点のある人ともつながっていく。最終的には、楽しく活動できるようになった。
ターニングポイント⑤
就職の内定を蹴って、子どもと関わりたい、そう思って教育業界に進んむ。実際にやっていく中で、子どもたちと関わるためには、社会のさまざまな人たちと関わることも必要だと気づき、いろいろな人との関わりも大切にする。
参加者の質問にも答えてくれました。
★這い上がるために努力したことはありますか?★
挨拶をした。人間不信になると話せなくなるので、まずは挨拶をするようにした。すると相手が話を膨らませてくれる。野球では、自分で決めたルールをしっかりやっていくようにした。
★仕事のやりがいで「こんな瞬間が楽しい」などの具体的なエピソードがあれば教えてほしい。★
子供達の笑顔は最高。この世で一番いいものと思っている。それをいかに自分が作る空間で出せるかを大事にしている。その笑顔がいっぱい見れた瞬間が一番いい!
最後に
~先生は、こう話します~
今でもできないことはある。恥ずかしいと思うこともいっぱいある。そのたびに「できないのかな」「だめかな」「ダサいかな」と思うこともある。できないことを見せられない時もある。
でも、チャレンジする。楽しいし、ワクワクするから。やってみると分かることがある。
楽しいと思えることや瞬間を探しながら、少しずつチャレンジしてほしい。
これまでの経験が、チャレンジして乗り越える力をつけてくれたのかもしれないですね。この時間、多くのメッセージを届けてくれました。
参加した生徒からの感想
◆他人は他人自分は自分って言葉が刺さりました自分も頑張ろうと思いました
◆私は人と比べて落ち込むことが多いので、他人は他人自分は自分の言葉を大事にしていこうと思いました!
◆落ち込んだ時、どのようにすれば前を向いて頑張れるかを考える事ができました。
◆自分で考えて努力するって大切なんだなと思いました。
◆内定を蹴ってやりたいことを選んだことがかっこいいなと思いました
◆自分も落ち込んでいた時期があったので自分に当てはめて考えられました。ありがとうございました!
◆挫折などの経験をたくさん経験した人からの、実体験としてお話を聞ける機会はなかなかないので、貴重な話をたくさん聞けて良かったです。
◆自分が変わらないといけないと思った
◆困難なことがあっても乗り越える力を身につけたいと思いました。
◆自分と時折重ねて見ることができて、とても勉強になりました。
◆これから楽しく色々なことをチャレンジしていきたいと思います!
◆自分も軽く人間不信のような感じもあるけれど、本当に人間不信になってしまうと人と話すのすら難しくなってしまうと知った。でも、同じような境遇の人と出会うことができたら、その人と悩みを打ち明けあって心を軽くすることはできるのかなとも思った